Lao Silk

ラオスシルク
ボアヴァンのラオスの絹織はすべて、ラオスの豊かな自然の恵みから生み出されます。
絹糸は繭の内側だけをハンドスパンで引き出し、
甘く撚った柔らかな糸を伝統的な方法で草木で染め上げます。
染め織の道具から媒染に至るまでの工程全てを身の回りから作りだします。
その、ラオスの人々の豊かな知識と緻密な手仕事には畏敬の念を覚えます。
この気の遠くなるような手仕事は
ラオスの文化を愛し守りたいという
織物作家ボアヴァン・ポーミンの想いに支えられています。
『ボアヴァン』はその仕事を紹介するために1999年
ラオスの織において最高峰の職人であるポーミン氏の初来日をはじめ
様々な仕事に取り組んでいます。
Natural Dyeing
ボアヴァンのパービアンはラオスの豊かな自然の中に美しい色を見出しています。
染料となる草花はすべて身近な植物で、媒染まで灰汁や酸性の果物を使っています。
色はあらゆる自然と繋がっており、土・水・気温・湿度などによっても変わります。
その手法は幾世代も前から母から子へと受け継がれているものです。